要保存！薪窯パンの名店リスト4軒【中国・四国・九州・沖縄エリア】

薪をくべ、窯の温度を見てパンを焼く。電気やガスを使うより格段に手間がかかるのに、薪窯を採用するベーカリーは全国に増え続けている。環境による違いも、パンに表れそう。

中国・四国エリア

ドリアン（広島県広島市）

パリの老舗〈ポワラーヌ〉に憧れ、薪窯の研究を始めた田村陽よう至じ さんは、祖父の代から続くパン屋を継承。その活動は多くの薪窯パン職人に影響を与える。現在は通販のみ。https://derien.jp/

パン屋 paysan（愛媛県今治市）

海岸から徒歩1分という場所で石窯のベーカリーを営む求光章さん。シンプルな食パンやペイザンのほか、メロンパンや黒糖パンなどの菓子パンも人気。通販あり。http://www.q-paysan.com/

九州・沖縄エリア

宗像堂（沖縄県宜野湾市）

2023年20周年を迎える名店。「独自に研究を重ね改良し作り上げた窯で、五感を研ぎ澄まし、日々のパンを焼いています」。バゲットやカンパーニュが特に評判。通販あり。https://munakatado.com/

commons（沖縄県読谷村）

〈宗像堂〉での修業後オープンしたパンと喫茶の店。県産の全粒粉、水、塩だけで作ったルヴァン種を使い、沖縄の小麦のおいしさを伝える。通販あり。https://commons-okinawa.square.site/

illustration_Aya Koharu　text_Kahoko Nishimura

No. 1225

No.1225 『美味しいパンには、理由がある』 2023年09月28日 発売号

リニューアル二冊目は、まるごと一冊、パンの特集です。 朝、昼、夜に、おやつの時間と、美味しいパンは私たちの必需品。 探究心と遊び心を持つパン職人のおかげで、日本のパン文化は今日も進化しています。 生産背景がわかる国産小麦にこだわり、地方では薪窯でパンを焼く人が増え、 室町時代から続く麹屋の麹を採用した発酵パンも作られています。 活躍シーンも広がり、ワインに、ビールにぴったりなパンも登場。 お取り寄せできるお店も増え、食べ方も、買い方も、多種多様になりました。 北海道から沖縄まで、評判のパン屋を巡り、美味しいパンが生 …

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