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ワタナベマキさん流パンをもっと美味しくする裏ワザ

Hanako.tokyo / 2023年10月18日 16時0分

ワタナベマキさん流パンをもっと美味しくする裏ワザ

取り寄せたパンや買ってきたパンをよりおいしく、長く楽しみたい人は、リベイクをマスターするのがオススメ。家にある道具でひと手間加えるだけで、そのおいしさは蘇る。料理家のワタナベマキさんに、リベイクの裏ワザを取り寄せたパンで伝授してもらいました。

ワタナベマキさん流のリベイクはせいろで

普段使いするのは、横浜中華街で購入した〈照宝〉のもの。食卓でも使いやすい2 段24 ㎝ サイズで、蒸し上がった時の香りが良く、耐久性にも優れたヒノキ製を愛用中。

「実は、どっちかというとご飯派なんです(笑)」と明るく語ったワタナベマキさんも、忙しい朝にはパンと付け合わせをせいろに入れてサッと蒸すことも多い。

この日は角食も同時調理。うす切りバター2枚をのせ、砂糖をふたつまみかけたら1分蒸して完成。

「少し日が経って硬くなったお取り寄せパンも、4〜5分蒸すだけでしっとりもちもち。ブリオッシュなどのミルク系や、カレーパン、あんぱんも中の具が温まっておいしくなりますよ。でもやっぱり、ご飯の代わりになるような重量感のあるハード系が多いかな。特に古代小麦を使ったパンは、せいろで蒸すことでその味が引き出されて、ゆっくりかみしめられるのが好きなんです。今後も色々と試してみたいですね」

せいろは一度に2つの調理ができる便利さもいい!

アルザス小麦のパンとスペルト小麦のパンをせいろでリベイク? スチーム? してもらいました。

スペルト小麦のシードパンにはカマンベールチーズ(ホール)を。

アルザス小麦のパンには器に入れた生卵とアンチョビも一緒にスチーム。

古代小麦を使った2種のパンでトライ。いずれも厚さ3~4㎝ほどにスライス、せいろの中に立てかけるよう配置。アルザス小麦のパンには器に入れた生卵とアンチョビ、スペルト小麦のシードパンにはカマンベールチーズ(ホール)を一緒に入れればトロトロに蒸し上がり、パンにつけて食べる一品も同時に調理できる。沸騰した鍋の上にせいろを載せ、4~5分蒸せば完成だ。生地が水分を含みすぎて重くならないよう、ソフト系の場合は様子を見ながら1~2分がベスト。

photo_Nozomu Tomita text_Ami Hanashima

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