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すでに名店の予感!〈ダンディゾン〉出身の職人の店〈まつたかパン〉で滋味深い味わいを

Hanako.tokyo / 2023年10月20日 16時0分

すでに名店の予感!〈ダンディゾン〉出身の職人の店〈まつたかパン〉で滋味深い味わいを

パン好きなら必ず知っている吉祥寺の〈ダンディゾン〉。この名店で修業を積んだパン職人が埼玉県和光市でお店をオープン。おいしさと人気の秘密を探ります。

名店出身のパン職人がオープンした注目店

パン職人の松鷹俊大さんと妻のともみさん。ふたりでお店を切り盛りする。

吉祥寺の名店〈ダンディゾン〉で13年間修業した松鷹俊大さんと〈ローズベーカリー〉や〈ヨヨナム〉で調理を担当した妻のともみさん。「とにかく食べることが大好き」で出会った二人が「地域の日常に密着したパン屋を作りたい」と和光市でオープンさせた小さなお店。100%国内産の小麦やミネラル豊富な素焚糖など、安心して食べてもらえる素材を使いながら食感に個性を持たせたパンは、シンプルで滋味深く体にすっと入ってくる。

〈ゴーバル〉のベーコンを使ったベーコンエピ340円は、噛むほどに味わい深く。

大人のチョコパンと称したいカカオ240円は温めても美味。カカオニブがアクセント。

よつ葉発酵バターを使ったクロワッサン280円。

オリーブオイルを練り込んだ生地にマリボーチーズの塩味がアクセントの丸チーズパン260円。

「バゲットは庄司農場のキタノカオリを前日に仕込んで、低温で長時間発酵させてから平窯で焼き上げています。そうすることで、小麦の甘みと深い味わいを引き出せるんです」。控えめな人柄の俊大さんだが、長年〈ダンディゾン〉で発酵と焼きを担当していただけあり、パンについて語る際には自信をにじませる。手間がかかるため個人店ではなかなか難しいクロワッサンも、サクッとした食感に焼き上げる。すぐに売り切れてしまうというカレーパンのフィリングや、クッキーなどのスイーツはともみさんが担当。それぞれ別の現場で経験を積んでおり、段取りや手順にも、それぞれのやり方があったりして「いつでも仲良く」とはいかないものの、お互い「この人はおいしいものを作る」という全幅の信頼のもと、二人三脚で店を切り盛り。取材中もひっきりなしにお客さんが訪れて、パンのおいしさを語っていたのが印象的だった。

まつたかパン

住所:埼玉県和光市本町13-40鈴森village111
TEL:なし
営業時間:9:00~17:00(売切れ次第終了)
定休日:火水休ほか不定休
Instagram:@matsutakapan

ゆくゆくは〈ゴーバル〉のソーセージを使ったホットドッグや、パン・オ・ルヴァンも提供したいとのこと。

photo_Kenya Abe text_Hiroaki Kimura

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