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約4600本のワインストックから選ばれし3本は?人気ビストロ・代々木上原〈ル キャバレ〉のグラスワイン3種

Hanako.tokyo / 2023年11月1日 15時0分

約4600本のワインストックから選ばれし3本は?人気ビストロ・代々木上原〈ル キャバレ〉のグラスワイン3種

東京のナチュラルワインシーンを牽引してきた代々木上原のビストロ〈Le cabaret〉。多くの料理人やサービスマンを輩出してきた同店でマネージャーを務める坪田泰弘さんに、グラスワイン3種をプレゼンしてもらいました。

コアなワインラヴァーも、食事が楽しみのゲストも、みんなが楽しめるセレクト

テラス席を含め、店内はいつも賑わっている。

「毎日20〜25本くらいのワインが空くんです。実は店内に約600本、プラス、店から徒歩5、6分の場所にワイン用の部屋を借りていて、そこにもストックがあります。コロナ禍前後に、この夏卒業してフランスに行ったスタッフとコツコツ在庫を確認してデータ化し、iPadと連動させて。キャバレ、意外とやるでしょ?(笑)」(坪田泰弘さん)

メニューは黒板に。シャルキュトリーやステークフリットなどビストロのスタンダードのほか、野菜や果物の一品で季節感を添える。、お菓子のようなビジュアルの「10種の有機野菜のクリュディテ」1,760円。

「『ナチュラルワインといえば』なんて言っていただいたり、実際来日した生産者たちが立ち寄ってくれたりもするんだけれど、ワイン好きだけじゃなく、今日はちょっとおいしいもの食べたい、というお客様も来てくださる。『ワイン、詳しくなくて』なんて言いながら楽しくたくさん召し上がる方だとこちらも楽しいし、できる限り色々な提案ができるよう考えてその日のワインを決めています」(坪田泰弘さん)

セレクトしたのはこの3本!

〈Le cabaret〉マネージャーの坪田泰弘さんセレクトのグラスワイン3種を紹介します。

1.ジャン・クロード・ラパリュのボージョレ・ヴィラージュ タンタシオン 2021 (赤)

生産者:ジャン・クロード・ラパリュ商品名:ボージョレ・ヴィラージュ タンタシオン 2021(赤)生産地:フランス(ボジョレー)価格:グラス1,320円

生産者:ジャン・クロード・ラパリュ
商品名:ボージョレ・ヴィラージュ タンタシオン 2021(赤)
生産地:フランス(ボジョレー)
価格:グラス1,320円

このワインは店のフラッグシップ的位置づけで、僕が考える〝正しいビストロの赤〞。いつもはガメイ単体なんだけど、2021年はシラーがブレンドされて、でもスムースな飲み口や旨みといった造り手らしさは変わらず。安定感のあるいぶし銀の造り手です。

2.ククーのククー・ブラン 2020 (白)

生産者:ククー商品名:ククー・ブラン 2020(白)生産地:フランス(アルザス)価格:グラス1,320円

生産者:ククー
商品名:ククー・ブラン 2020(白)
生産地:フランス(アルザス)
価格:グラス1,320円

前情報なしで試飲して、直感で大人買いしたワイン。一杯目に悩むすべての人のグラスに注ぎたい薄にごりの白、アルザス産の品種の混醸。アルコールは穏やかで、空腹がいい感じに刺激され、食事するぞ、という気持ちが整うはず。

3.ダミアン・ビュローのパロマ 2022 (赤)

生産者:ダミアン・ビュロー商品名: パロマ 2022(赤)生産地:フランス(ロワール)価格:グラス1,320円

生産者:ダミアン・ビュロー
商品名: パロマ 2022(赤)
生産地:フランス(ロワール)
価格:グラス1,320円

ダミアン・ビュローの赤は、ロワール。僕がワインに関わる仕事を始めて最も影響を受けた造り手の一つ、グリオット(2010年に生産終了)の仲間の生産者です。ぶどうは、ピノ・ドニスとグロロー。ものすごい軽やかだけど、何かを感じさせる。僕自身が、いつでも飲みたいワイン。

約4,000本のワインが並ぶ〈Le cabaret〉の第二セラー。営業前に坪田さんが予約状況を確認し、必要なワインを店へ運ぶ。

Le cabaret(ル キャバレ)

住所:東京都渋谷区元代々木町8-8
TEL:03-3469-7466
営業時間:17:00~23:00(22:00LO)、日12:00~15:00(14:00LO)、18:00~21:00(20:00LO)
定休日:月火休ほか不定休
席数:20席、分煙
Instagram:@lecabaretinfo

      

photo_Kiichi Fukuda text_Kei Sasaki

No. 1226



No.1226 『もう少しだけワインのことを知りたい』 2023年10月27日 発売号

今日も町のレストランやワインスタンドには人があふれ、そこにはにぎわう場に欠かせないアイテムとなったワインが。楽しく飲む! が正解。でも、楽しければ楽しいほど、後日“この前飲んだおいしかったワイン、何だったっけ”となることはありませんか? それはとてももったいないことだと思うのです。今よりもう少しだけワインのことを知ることができたら、自分にとっての“おいしいワイン”を忘れずにいられるようになるかもしれません。 教科書は、町のグラスワインにワインショップに並ぶボトル。必要な知識・教養をまとめた「ワインがもっと楽しくなる …



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