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自分にとっての“おいしいワイン”とは?|『Hanako』12月号特集「もう少しだけワインのことを知りたい」編集後記

Hanako.tokyo / 2023年10月30日 15時0分

自分にとっての“おいしいワイン”とは?|『Hanako』12月号特集「もう少しだけワインのことを知りたい」編集後記

2023年10月28日発売 Hanako「もう少しだけワインのことを知りたい」特集を担当した編集者が自由に記す、編集後記です。

だいたい3本から4本、ワインのボトルが目の前に並ぶとスタッフの方が、造り手のキャラクターから産地の気候、ブドウ品種はあれとこれとあれで、味わいはうんちゃらかんちゃら…そんな丁寧かつ流れるような説明を聞きながら、納得、感動して選んだ一杯のはずなのに…あのおいしかったワイン、何てワインだったっけ…。レストランで飲むおいしいワインの記憶は、そのほとんどが往々にして心地よい酔いのなかでぼんやりと薄れていくもの。それが酒飲みの可愛いらしさでもあると思うのですが、あのときのおいしいワインをまた同じようにおいしく飲めたらもっと幸せですよね。

自分にとって“おいしいワイン”がどんなワインなのか、まずは自分でわかること、それから人に伝えられるようになること、そのために「もう少しだけワインのことを知りたい」。そんな酒飲みの可愛らしくも切なる心の声が特集タイトルになりました。

取材で訪れた山梨県〈登美の丘ワイナリー〉のブドウ畑。

ワインは畑から採れるブドウだけが原料で、熱を加えずに造られるとてもシンプルでピュアなお酒。畑とグラスの中の液体が直結していると思うと、世界各地の産地それぞれの風土や歴史、文化、そして造り手について少しでも情報があるだけで、おいしさの深みがグッと増す気がします。人にひけらかす蘊蓄ではなく、ワインをもっとおいしく飲むための脳内調味料のようなイメージ。今回の特集を読んで知った情報や知識が、あなたにとっての“おいしいワイン”体験の一助になれば幸いです。



No.1226 『もう少しだけワインのことを知りたい』

詳細はこちら

小倉 久 Hanako編集部

おぐら ひさし/本誌特集担当。今回のワイン特集で気になったのは、チェコ、スロヴェニア、ルーマニアなど値段も手頃でおいしいと評判の東欧諸国のワイン。世界地図を見ながら飲むとおいしさは倍。

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