統一教会・文鮮明氏とは何者だったのか? 葬儀に参列してむせび泣く信徒の姿を捉えた写真集『慟哭 통곡』が発売!!

ハピズム / 2013年6月20日 20時0分

写真

 2012年9月15日に、清心平和ワールドセンターで執り行われた、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者・文鮮明氏の葬儀の様子を収めた写真集『世界基督教統一神霊協会創始者「文鮮明 天地人真の父母天宙聖和式」二〇一二年九月十三―十五日全記録 慟哭 통곡 』が、大洋図書から発売された。

 撮影したのは、冒険写真家の酒井透氏。世界的に知られているナイジェリアのミュージシャンであり、黒人解放運動家でもある、フェラ・クティを取材・撮影するなど、世界をまたにかけて、“不思議なもの”や“見たこともない現実”を追いかけてきた写真家だ。

 統一教会といえば、日本では桜田淳子の合同結婚式や、霊感商法事件、マインドコントロール疑惑など、カルト教団として認識している人も多いが、「まったく威圧感のない環境で写真を撮影できた」と、酒井氏は語る。

「今回撮影できたのは、取材の申し込みをしたからです。至って普通の段取りですよ。葬儀当日も、教団の方はみんなウェルカムモードで、なんの不自由も不快感もない環境で撮影することができました。ごはんも質素でしたが、おいしかったですよ(笑)」

 統一教会(韓国では統一教)の「聖地」ともなっている清平に3万5,000人が集結したという今回の葬儀だが、撮影前と撮影後で写真家として何か変化はあったのだろうか?

「とにかく、“見たことも、感じたこともない現場”に立ち会えたことに興奮しました。確かに、日本では“カルト教団”として語られることが多い統一教会ですが、今回の撮影を通じて、いい、悪いを超越した“何か”があることは確信しました。1人の男が亡くなった事実に、(ワールドセンターに集まった)2万5,000人がむせび泣く光景なんて、見たことありますか? 私は統一教会の信者ではありませんが、撮影しながら涙が出てきましたよ。あの時の様子を表現するには“慟哭”という二文字がふさわしいと考え、写真集のタイトルにもしました。これまでもアフリカのアニミズムを題材とした写真を撮影するなど、宗教に関わる光景には何度も立ち会っていますが、これほどの衝撃を受けたのは初めてかもしれません。写真家としてとにかく興奮しました」

 『慟哭』は、オールカラー全144ページという大ボリュームだが、始めから何を撮影するのか決めていたのだろうか? 酒井氏はこう続ける。

「始めから写真集にすることを念頭に置いていたので、1つの視点にとらわれず、いろんな角度から今回の葬儀を撮ろうと、撮影場所・被写体・時間割など、あらゆることに気を配りました。さらに、統一教会の派手な“カラー”にも着目して撮影をしていたので、美しい写真を切り取ることにも成功したと思います。ショッキングな赤やピンク、青などが入り混じる葬儀の光景なんて、なかなか撮れないでしょう?」

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