花火大会は娯楽ではなかった!? “花火大会”という儀式の本当の意味を、今一度確かめる

ハピズム / 2013年8月20日 21時0分

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 8月15日午後7時半頃、京都府福知山市で開催された「第72回ドッコイセ福知山花火大会」。毎年10万人を超える人が訪れる伝統的な花火大会だ。お盆シーズン真っただ中、大勢の人で賑わっていた。突然、ドーンという爆発音が鳴り響き、数メートルもの火柱があがる。悲鳴があがり、火に包まれた人が逃げる……。幻想的な花火大会が、一瞬にして灼熱地獄と化してしまったのだ。爆発の原因は、屋台の男性が発電機にガソリンを補給する際、気化したガソリンに引火したという。59人がケガをし、病院に搬送された。そのうち3人の命が失われてしまった。

 だが、何も惨事が起こったのは福知山の花火大会だけではない。今年の花火大会は例年に比べてもトラブルが頻発している。

■2013年、中止になった花火大会

葛飾納涼花火大会……7月23日(火)打ち上げ直前のゲリラ豪雨により中止。この花火大会には有名な「DJポリス」も出動しており、突然の雨にもかかわらず、濡れながら言葉巧みに花火客を安全に誘導。混乱はなかった。ただ、火薬類の保管が困難となったため順延はせず中止となる。

隅田川花火大会……7月27日(土)東京三大花火大会の一つ。ゲリラ豪雨により開始30分で中止。台風のような豪雨のなか、高橋真麻のずぶ濡れ、ど根性中継が話題に。テレビでは尺が足りず、やむおえず去年の花火を放送するという寂しい番組内容に……。大会史上初の中止だった。

ふくしま花火大会……7月27日(土)の予定が雨で7月28日(日)に順延していたが、雨により花火玉が水没、打ち上げ不能となり中止。

おおがわら夏祭り……8月13日(火)花火大会会場で、打ち上げ用の筒内で花火が暴発したため中止。けが人はなかった。

諏訪湖花火大会……8月15日(木)開始から30分後、激しい雷雨により中止。この雨に伴い、交通機関がストップ。帰宅できなくなった5000人以上が一時、公共施設などに避難。結局、400人以上が避難所で一夜を明かすことに。諏訪湖周辺では観測史上最大となるような強い雨だった。

木崎湖花火大会……8月15日(木)雷で花火が点火するハプニング。フィナーレのナイアガラが花火大会の前に燃え尽きるという悲劇が起こった。

土肥サマーフェスティバル2013海上花火大会……8月19日(月)沖合約150メートルの防波堤に仕掛けられた打ち上げ花火が、防波堤付近で暴発。火花が砂浜まで飛び、観客の3歳の女児ら3人が軽いやけどを負った。

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