ロシアには何度もUFOが落ちていた!? 日本で認知度が低い、ロシアの有名なUFO墜落事件とは?

ハピズム / 2013年9月4日 12時10分

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 今年の2月15日、ロシア連邦チェリャビンスク州で隕石が爆発し、衝撃波で多数のけが人が出た。このとき、謎の飛行物体が隕石に激突したというウワサもあるが、これについては懐疑的な意見もある。

 他方ロシアでは、1908年にもシベリアで隕石らしきものが空中で爆発し、周辺地域に大規模な被害をもたらしたことがある。有名なツングースカ爆発である。この爆発についてはいまだに諸説あり、中にはほかの天体から飛来した宇宙船が爆発したのだというウワサもある。

 旧ソ連時代にも、ロシア国内では何件か、UFO墜落事件が報告されている。

 まず、1961年4月27日には、カレリア共和国のオネガ湖の岸に、謎の飛行物体が一旦墜落しながらも再び上昇し、飛び去るという事件が起きた。

■ロシア版ロズウェル事件その1

 1968年11月のベレゾフスキー事件は、ロシア版ロズウェル事件と呼ばれることもあるが、1998年になって、アメリカで「この時の残骸を映した」と称するフィルムが公開され、一般に知られるようになった。

 実は、ロシア版ロズウェル事件と呼ばれるものがもう1つ存在する。それがダリネゴネスク事件、あるいは611高地事件と呼ばれるものである。

■ロシア版ロズウェル事件その2

 ダリネゴルスクは、極東の沿海地方にある鉱山都市で、1897年にスイス人移民ユリウス・ブリンナーが鉱山を起こしたのが町の起源だ。

 このユリウスの孫で、第二次世界大戦後アメリカで俳優となったのがユル・ブリンナーなのだが、ダリネゴルスクでのUFO事件は1986年1月29日午後7時55分に起きた。この時、赤っぽい球体が南西方面から音もなく飛来し、町の郊外にあるイズヴェストコヴァ山、別名611高地に墜落したのだ。

 物体は月の半分くらいの大きさとされ、秒速15メートルくらいで音もなく飛んでいたが、611高地上空まで来ると突然落下したという。

 事件の3日後、「極東異常現象調査会」を主催するロシアのUFO研究家ヴァレリー・ドヴツィルニらが現場を訪れ、地面に何かが墜落したような痕跡を見つけた。

 周辺の地面には高温にさらされたような跡があり、近くの切り株は焦げていた。近くの岩は黒くなり、銀色の金属が飛沫となって飛び散っていた。彼らはまた、小さな金属球多数と、メッシュ状の構造物も回収した。

 これらの回収品は、ロシア内外の研究施設で分析された。

 岩に付着していた飛沫状の金属は鉛であったが、ダリネゴルスクの鉱山で産出するものではなかった。

 金属球は、鉄やアルミニウム、タングステンやコバルトなどの合金であったが、その正体は不明である。メッシュ状の構造物からは、17マイクロメートルという細い繊維が見つかったが、この構造物がどうやって生成されたのかわかっていない。

 なお、事件から10日後の2月8日には、611高地上空で再び、2つの飛行物体が目撃されている。この物体は北方からやってきて、墜落現場上空で何かを捜索するように何度か旋回した後、やってきた方向に飛び去ったという。
(羽仁礼)

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