予言はなぜ当たり、なぜ時としてハズレるのか? 30年間の研究でわかったこと

ハピズム / 2013年10月15日 20時0分

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――スピ・超常現象研究家の百瀬直也が、長年スピ世界を探求し、また地震の前兆現象も研究した成果を基に、この世の不思議を紹介します。

 今回は予言の話を。……といっても、特定の予言者を紹介する記事ではなく、予言というのがなぜ当たるのかについて、30年以上にわたる筆者の超常現象研究の成果をもとに、簡単に解説することにしたい。

 一口に「よげん」といっても、漢字で書くと、「予言」と「預言」の2つがある。予言の方は、スピ好きな読者ならばよく知っている通りだが、もうひとつの預言とは何か。それは、「あずかる」と読むように、神仏のような存在から授かった言葉を預かり、人々に伝えることを意味するが、今回は「予言」のほうにフォーカスし、説明したい。

■予言者・出口王仁三郎

 明治時代から昭和にかけて生きた、出口王仁三郎(おにざぶろう)という人物がいる。若い方々は知らないかもしれないが、「大本教」(おおもときょう)という宗教の教祖であり、かつ有名な予言者だったといえば、名前ぐらいは聞いたことがあるかもしれない。

 王仁三郎は、強烈な個性とカリスマを持ち、後世の心霊研究者や宗教者たちに多大な影響を与えた人物だった。彼は幼少の頃より強い霊感を持ち、“神童”と呼ばれていたという。そし、26歳の時から山に篭るなど「霊学」の修行をし、さらにに霊感を養い、後に日本を代表する予言者1一人と言われるようになった。

 王仁三郎が的中させたさまざまな予言の中には、日露戦争や第一次世界大戦の開戦もあった。ほかに、第二次世界大戦では「負け戦となる」ことなども、大正初期にすでに予言していた。

 彼は、予言がなぜ当たるのかということについて、次のような興味深い言葉を残している。

「現界(この世)に起ることは、それ以前に霊界(あの世)に現われ、霊界と現界は照合している」

王仁三郎が長年かけて口述筆記で著した『霊界物語』(愛善世界社)という15巻の大著がある。ここで彼は、「霊界は想念の世界であって~現実世界はすべて神霊界の移写であり、また縮図である」と述べている。そのために、この世を「ウツシ世」と呼んだりするのだとも語っている。

 この点に関しては、筆者の長年の探求によっても、概ね同意できる。この世と霊界や神界はパラレルワールドであって、あの世で起きることが、この世に反映されるのだ。王仁三郎によると、神界や幽界は時間空間を超越して、少しも時間的観念がないそうで、霊界で見てきたことが、数日後に現界で起きることもあれば、10年、数百年たってやっと起きることもあるというのだ。

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