「現場の隊員がビンタされた」119番通報で駆け付けた救急隊員を平手打ち…65歳の男を公務執行妨害で逮捕 酒に酔った状態での犯行 札幌市白石区

15日夜、札幌市白石区のアパートで、通報で駆け付けた救急隊員の頬を平手打ちしたとして、65歳の男が逮捕されました。

公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む65歳の無職の男です。

この男は、15日午後７時すぎ、119番通報で駆け付けた60歳の救急隊員の頬を平手で叩いた疑いが持たれています。

警察によりますと、男が「手が痛い」と警察に通報。救急隊員が駆けつけると、男は、左手を骨折していてギプスを付けた状態でした。

救急隊員が男に処置の説明を行っていると、男は説明に納得がいかず腹を立て、いきなり男性隊員の頬を平手で叩いたということです。

現場から通報を受けた消防が「現場の隊員がビンタされた」と警察に通報し、男は駆け付けた警察にその場で逮捕されました。

男はひとり暮らしで、酒を飲んでいて、呼気検査をすると、酒気帯び運転の基準の大きく超えるアルコールが検出されました。

取り調べに対して、65歳の無職の男は、救急隊員を叩いた事実について聞かれると「ない」と話し、容疑を否認しています。

警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。