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走行中の軽乗用車から外れたタイヤ直撃、4歳の女児が今も意識不明なのに…車を所有の男「点検は任せていた」運転の男「改造は言われてやった」など自分の“責任逃れ”の旨の供述

北海道放送 / 2024年6月22日 8時27分

検察庁に身柄を送られる田中正満容疑者50歳(21日午前、札幌西警察署)

去年11月、札幌市西区で、走行中の軽乗用車から外れたタイヤが当たり、4歳の女の子が意識不明になった事故…不正改造などの疑いで逮捕された軽乗用車を所有と運転、どちらも50歳の男2人は、自分の責任逃れと受け取れる趣旨の供述をしていることがわかりました。

21日午前、検察庁に身柄を送られた住所と職業は自称、江別市大麻の会社員、田中正満(まさみつ)容疑者50歳…去年10月、同級生だった高校からの付き合いの若本豊嗣(とよし)容疑者50歳と共謀し、所有している軽乗用車を不正改造した疑い。

さらに、点検を怠り、タイヤのナットが緩んだままの改造車を若本容疑者が運転、去年11月、札幌市西区で、走行中に外れたタイヤが当たり、4歳の女の子を重体にさせた疑いが持たれています。

女の子は7か月経った今も、意識が戻らないままです。

警察によりますと、軽乗用車の4本のタイヤは全て2.5センチから3.5センチ、基準よりはみ出し、外れた左の前輪は、2.5センチはみ出していたとみられています。

ナットが緩んでいたのは、外れた左の前輪だけで、他の3本は緩んでいませんでした。

事故当日、田中容疑者は別の車を運転、2人は一緒にいて、改造から当日までの間に「車の異変を感じていた」などと話していることがわかりました。

その一方、田中容疑者は「タイヤの幅が出ていたのは、間違いありません。点検については、若本に任せていた」。

若本容疑者は「改造は、田中に言われてやった。タイヤのナットが原因だったとは気づかなかった」など、それぞれ自分の責任逃れと受け取れる趣旨の供述をしているということです。

警察は、田中容疑者が若本容疑者に車の状態を確認するよう依頼した流れで、若本容疑者が当日、運転をしていたとみて、引き続き調べをすすめています。

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