「以前、無銭飲食した者と似た者が来店」人気のハンバーグ店にマークされていた25歳の男、ステーキやジュース飲食して…料金払う様子なく、所持金なしで逮捕も「(勤務先の)社長を呼んで、払ってもらうつもりだった」

詐欺事件として捜査している釧路警察署

23日夜、北海道釧路市のハンバーグチェーン店で無銭飲食したとして、25歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定、25歳の自称・アルバイトの男です。
この男は23日午後８時40分ごろから20分余りの間、釧路市のハンバーグチェーン店で、料金を支払う意思も能力もなかったのに、あるかのように装い、ステーキやジュースなど４品、2490円分を飲食した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は以前も現場の店舗で無銭飲食した疑いがあり、マークされていて、来店に気づいた店員が「以前、無銭飲食した者と似た者が来店している」と通報。
その後、男は料金を払う様子がないまま店外に出ようとしたため、店員が声をかけ、駆け付けた警察官がその場で逮捕しました。

25歳の自称・アルバイトの男は所持金がなく、取り調べに対しては「（自分の勤務先の）社長を呼んで、払ってもらうつもりだった」と話し、容疑を否認しています。
警察は、以前の無銭飲食の疑いも含め、引き続き調べをすすめています。