餃子の無人販売店で防犯カメラが捉えた犯行の瞬間 料金箱に金を入れず商品を持ち出し10分後に再び…飲み物や蒸し器などのほか募金箱も持ち去る 札幌市豊平区

コロナ後、北海道内でも見かけるようになった無人販売店ですが、25日、札幌の店舗で商品などが盗まれる事件があり、その犯行の一部始終を、防犯カメラが捉えていました。

札幌市豊平区にある無人の餃子販売店。25日午後８時半すぎの映像に、店内を物色する犯人の姿が…。

餃子が入っている冷蔵庫を空けますが、買う気配はありません。

数分後、棚からお菓子や飲み物を取り出し、ビニール袋に詰め込むと、料金箱に金を入れず、店を出ました。

そして10分後、犯人は再び戻って来ると、今度は、机に貼り付けた黄色い箱を奪い、ポケットに突っ込むと店を出ました。

東峰優華記者
「こちらが被害あった無人販売店です。なかは２台の防犯カメラがあることがわかります」

盗まれたのは、ジュース、お菓子、餃子の蒸し器など、あわせて数千円相当と“能登半島地震の募金箱”が持ち去られました。

警察は、被害届を受理し、映像を分析するなど、窃盗事件として捜査を進めています。