1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

八戸発のフェリー『シルバーブリーズ』苫小牧西港で消波ブロックに乗り上げ座礁…予定より到着が12時間遅れたトラックは輸送スケジュールに大きな影響も 北海道苫小牧市

北海道放送 / 2024年7月2日 18時21分

2日未明、北海道苫小牧西港でフェリーが座礁した事故。

乗客は、無事に船を降りましたが、到着は大幅に遅れ、仕事などに影響を受けました。

菊地正智カメラマン
「フェリーが消波ブロックにぶつかっています」

座礁したのは青森県八戸発、苫小牧行きの川崎近海汽船のフェリー『シルバーブリーズ』です。

海上保安庁によりますと、2日午前1時すぎ、苫小牧西港で「入港中に入口付近で乗り上げた」と乗員から通報がありました。

乗船していた20代のトラック運転手
「海特有の揺れが5秒間ぐらい」

この20代の男性は、トラックで冷凍食品などを運ぶ途中でした。船を降りることができなくなったため、乗客には、朝食として備蓄用のレトルトカレーが提供されました。

ただ、座礁で足止めされたことで、積み荷を運ぶ計画は大きく狂ったといいます。

乗船していた20代のトラック運転手
「本来(到着後に)また、2日違う荷物を積んで本州に行く予定だった。その分の売り上げがまるまる無くなるわけだから…会社からすれば」

海上保安庁は、満潮に合わせ、民間のタグボート4隻でフェリーを引っ張る作業を始め、午後0時半すぎに苫小牧西港に着岸させました。

乗客乗員140人にけがはありませんでしたが、船を降りたのは予定よりも12時間遅い、午後1時半すぎでした。

青森からの乗客
「3回ぐらいガガガッという横揺れに感じた」

「大丈夫なのか…下りれるのかなっていう話をした…沈んだりしないのかなという感じ」

運輸安全委員会は3日以降、現地に入って事故の原因を調べる予定です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください