近所の店に駆け込みSOS「殴られた」酒を飲んで交際中の30代女性に因縁、顔面殴打や足蹴りでけがさせる 42歳の男「殴っていない」と否認

傷害容疑で42歳の男を逮捕した苫小牧警察署

６日朝、北海道苫小牧市で、交際する30代女性の顔面を殴るなどしてけがをさせたとして、42歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市緑町１丁目に住む42歳の無職の男です。

男は６日午前７時10分ごろから午前８時45分ごろまでの間、自宅で交際する30代女性の顔面を何度も殴ったり、女性を蹴ったりしてけがをさせた疑いが持たれています。

女性は、顔にあざや、たんこぶができる軽傷です。

警察によりますと、男は当時、酒を飲んでいて、女性に対し何らかの因縁を付けて口論になると、腹を立てて犯行に及んだということです。

事件の直後、女性は男の家から飛び出して、助けを求めて近くの店に逃げ込み、自ら「交際者に殴られた」と警察に通報していました。

取り調べに対し、42歳の無職の男は「殴っていない」と話し、容疑を否認しています。

この２人をめぐるトラブルや相談歴の有無について、警察は調査中としています。

警察は、事件当時の状況や男が普段から女性に暴力を振るっていなかったかなど詳しく調べています。