生徒の“個人情報”流出が相次ぐ札幌の中学校「子ども一人一人を大切にする思いに…」教育長が各校長らに情報管理の徹底を求める

札幌の中学校で、生徒の個人情報の流出が相次いでいることを受け、教育長が、各学校の校長らに対し、情報の管理や表現方法について、意識を高めるよう求めました。

札幌市教育委員会 山根直樹 教育長
「子ども1人1人を大切にする思いに立って、情報を取り扱うよう教職員の意識を高め、そのような意識を各園、各学校の組織風土に、しっかり定着させることが必要」

札幌では４月に、あいの里東中学校で女性教諭が267人分の個人情報が載った書類を紛失し、生徒に対する不適切な表現を含む画像がＳＮＳに流出しました。

５月には中島中学校で、生徒の特徴を配慮に欠ける表現で記した書類が教室に放置され、複数の生徒が目撃しています。

中島中学校は、19日、保護者説明会を開く予定です。