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製鉄所で亡くなった34歳の男性作業員、死因はCO中毒と判明…「熱風炉」付近で倒れた状態で発見、おととしも2人死亡の事故 北海道室蘭市

北海道放送 / 2024年7月18日 15時14分

34歳の男性作業員が死亡した室蘭市の日本製鉄・北日本製鉄所(画像:おととし10月)

11日午後、北海道室蘭市の製鉄所で亡くなった男性作業員の死因は、一酸化炭素中毒だったことがわかりました。

11日午後5時ごろ、室蘭市仲町の日本製鉄・北日本製鉄所から「6階から7階で作業員が倒れ、心肺停止で搬送された」と警察に通報がありました。
また、同じ頃、消防にも「ガス漏れ事故が発生し、作業所内にある自衛の消防隊と救急隊が対応した」と事後連絡がありました。
警察によりますと、この製鉄所に勤務していた室蘭市の高田雄基(ゆうき)さん34歳が倒れた状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

司法解剖の結果、高田さんの死因は、一酸化炭素中毒だったことがわかりました。

高田さんは当時、製鉄所の高炉に付属する「熱風炉」と呼ばれる箇所の付近で、何らかの作業中だったみられ、警察は安全管理の問題を含め、引き続き当時の状況などを詳しく調べています。

北日本製鉄所では、おととし10月にもコークス炉のメンテナンス中だった男性作業員2人が「混炭機」のタンクの中で倒れ、死亡する事故が起きています。

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