SNSで偽の投資話を持ち掛け、30万円を騙し取った22歳の男を逮捕 自宅からは“大金”見つかり、余罪も追及「自分のやったことで間違いありません」と容疑認める

詐欺の疑いで22歳男を逮捕した稚内警察署

北海道宗谷地方に住む20代の女性に対し、ＳＮＳで偽の投資話を持ちかけ、現金30万円を騙し取ったとして、高知県に住む22歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、高知県南国市に住む、無職、西本晃樹容疑者22歳です。

警察によりますと、西本容疑者は、2022年３月、Ｘを通じて知り合った20代の女性に対し、手数料を払えば投資で得られた利益が振りこまれるなどと、LINEで偽の投資話を持ち掛けました。

「手数料は100万円で、70万円を建て替えるから、残りの30万円を払えば、700万円を受け取れる」などとメッセージを送信。銀行口座に700万円が入っているように見える画像も送ったということです。

女性は、この投資話を信じ、西本容疑者が管理する銀行口座にＡＴＭから30万円を送金したということです。

送金した後、不審に思った女性が、約３か月後、警察に相談したことで、騙されていたことがわかりました。

警察は、銀行口座の情報などから西本容疑者を特定、事件発生から約２年後の7月17日、詐欺の疑いで西本容疑者を逮捕しました。

警察の調べに対し、西本容疑者は、「自分のやったことで間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、西本容疑者の自宅に大金があったことから、余罪があるとみて捜査しています。