10代少女を“デリバリーヘルス”に紹介し働かせた疑い 22歳の男「俺はそのようなことはしていない」別件の事件捜査で容疑が浮上

職業安定法違反容疑で22歳の男を逮捕した札幌中央警察署

今年３月、男性客に性的サービスを行わせる業務に就かせることを知りながら、10代の少女を無店舗型性風俗店に紹介して雇わせたとして、22歳の男が逮捕されました。

職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区菊水上町４条１丁目に住む22歳の職業不詳の男です。

男は、３月27日ごろ、既に逮捕されている36歳の男と共謀し、札幌市南区に住む10代の少女に対して、いわゆるデリバリーヘルス嬢として、男性に性的サービスを行わせる業務に就かせることを知りながら、無店舗型性風俗店のデリバリーヘルスに紹介して働かせた疑いが持たれています。

この事件をめぐっては、警察が別の事件の捜査中、被害少女が浮上し、６月に36歳の男が逮捕されていました。

警察によりますと、被害にあった少女は、インスタグラムで知り合ったスカウトの男性を通じて36歳の男を紹介され、デリバリーヘルスで働くようになったということです。

取り調べに対し、22歳の職業不詳の男は「俺はそのようなことはしていない」と容疑を否認しています。

警察は、男の余罪の有無や、他に関わっている人物がいないか詳しく捜査しています。