「男１人が暴れている」競輪の場外車券売場でトラブル、警備員の顔を…酒を飲んでいた54歳の無職の男、その場で逮捕も「殴りかかったが、当たってはいない」 北海道函館市

暴行事件として捜査している函館西警察署

21日夜、北海道函館市の競輪の場外車券売場で、60代の男性警備員の顔を殴るなどして、54歳の男が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、函館市新川町に住む54歳の無職の男です。
この男は21日午後７時50分ごろ、函館市松風町の競輪の場外車券売場内の歩道で、60代の男性警備員の顔を拳で殴るなどした疑いが持たれています。
警察によりますと、男は酒を飲んでいて、何らかの原因で男性警備員とトラブルになると、腹を立て、犯行に及んだとみられています。
警備員から「男１人が暴れている」という通報を受け、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で男を逮捕しました。
取り調べに対し、54歳の無職の男は「被害者に殴りかかったが、被害者に当たっていない」と話し、容疑を否認しています。

警察はトラブルの原因などについて、引き続き詳しく調べています。
競輪場によりますと、21日は函館市でレースはなく、通常、午後８時50分ごろまで払い戻しなどに対応しているため、営業終了間際というわけでもなかったということです。