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会ったことも話したこともないのに…マッチングアプリで知り合った男らに“共同経営”を持ち掛けられるなどし、約300万円騙し取られる 北海道旭川市の50代女性被害

北海道放送 / 2024年7月23日 21時57分

詐欺事件として捜査を進めている旭川東警察署

北海道旭川市に住む50代の女性が、マッチングアプリを通じて知り合った男らに、ネットショッピングの共同経営を持ち掛けられるなどして、現金約300万円をだまし取られました。

警察によりますと、女性は5月9日ごろ、マッチングアプリを通じて男と知り合い、メッセージでやり取りをするようになりました。

その後、男はネットショッピングの共同経営を持ち掛け、女性に対し「商品の仕入れ代金を負担してくれたら、売り上げ分を上乗せして振り込む」などと話しました。

女性が、6月12日に指定された口座に7万円を振り込んだところ、翌日13日に男から8万8000円を受け取りました。

女性は、その2日後の15日、さらに18万円を振り込んだところ、再び、上乗せされた金額が戻って来たということです。

その後、女性は、共同経営を持ち掛けられていたネットショッピングサイトを運営する会社のオンラインカスタマーセンターの職員を名乗る男から「ボーナスが当選しました」というメッセージを受け取りました。

職員を名乗る男は「ネットショッピングの経営が順調な人にはボーナスを支給している。5800万円を入金すれば、1800万円を上乗せして振り込む」などと持ち掛けてきたため、女性は、マッチングアプリで知り合った共同経営者の男に、ボーナスの当選について相談をしました。

すると、マッチングアプリで知り合った男は「5000万円は自分が支払う」などと話し、女性は170万円を指定された口座に振り込みました。

女性が現金を振り込んだ後、カスタマーセンターの職員を名乗る男は「ボーナスを引き出すのには手数料が必要」などと話し、女性は手数料として、さらに100万円万円を振り込みました。

その後、女性はマッチングアプリで知り合った男と連絡が取れなくなっったため、7月16日に警察に相談、だまされていたことがわかりました。

警察の調べによりますと、共同経営を持ち掛けられたオンラインのネットショッピングサイトに表示されていた数字は偽物で、女性は、合計で約300万円を騙し取られたということです。

女性は、マッチングアプリで知り合った男やカスタマーセンターの職員を名乗る男について「2人とも実際に会ったことも声を聞いたこともない」などと話し、警察は2人が同一人物である可能性も視野に捜査を進めています。

警察は、SNSやマッチングアプリなどで、投資や副業、報酬目当てでの高額の振り込みを依頼された場合は、詐欺の可能性を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。

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