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パリオリンピック™サッカー男子 日本vsマリでなぜか大盛り上がりの浦幌町 揺れるマリ国旗、響く伝統打楽器「ジャンベ」在日大使もかけつけエール

北海道放送 / 2024年7月29日 20時57分

オリンピック出場選手がいない北海道十勝市の浦幌町。
なぜか、7月28日のサッカー男子の試合でマチが大盛りあがっていました。

夜明け前の北海道浦幌町。
営業時間外のレストランに明かりがともっていました。
中で行われていたのは、パリオリンピック™のサッカー男子・日本対マリ戦のパブリックビューイングです。

店内や町民の手には、日の丸とともに、マリの国旗も。そして、マリ伝統の打楽器、「ジャンベ」。

日本に住むマリ人やマリにある日本大使館もネットで結び、一緒に観戦です。

浦幌町とアフリカのマリとのつながりは?

浦幌町民女性
「以前に『マリフェア』でジャンベの体験に来たり交流があったので」

浦幌町民男性
「『マリフェア』があるまでは知らなかったけど、そのときにマリの人と交流できたので行こうと」

「マリフェア」とは、2月に浦幌町で開かれた交流イベントで、日本に住むマリ人の演奏家やマリ大使館の職員らと音楽やフットサルで親交を深めました。

交流のきっかけは、浦幌町が2007年から取り組む「うらほろスタイル」でした。

若者の人口が減る中で、「子どもたちの想いを実現していく」教育プログラムが全国でも評価され、人口急増で若者中心の社会となっているマリが、浦幌町に注目したのです。

パブリックビューイングには来月、マリに赴任する新大使も東京から駆け付けました。
試合は日本が1‐0で勝利。両チームの健闘をネットを通して称えあいました。

村田優久夫 新 在マリ日本大使
「市民どうしでお互いに知り合うというのが両国の関係の根本になるので、小さな町の方々がマリと交流していただけるのは、ありがたい」

子どもの想い実現ワークショップ 髙室智全座長
「今後もマリの方々とうらほろスタイルの交流、それに合わせマリフェスやマリの文化の紹介を浦幌でも継続的に続けていきたい」

地域の課題に向き合う中で生まれた浦幌町とマリの交流。
マリでは今後、うらほろスタイルを参考にプロジェクトを実施、2025年の大阪万博で成果を発表するということです。

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