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「こども誰でも通園制度」札幌市で“お試し運用”始まる 約130組の親子が登録 一方で、保育士不足で実施困難と言う声も 札幌市

北海道放送 / 2024年8月1日 20時15分

国が少子化対策のひとつに掲げる「こども誰でも通園制度」のお試し運用が、8月1日から札幌市でも始まりました。

みかさん(34)
「こんにちは。2歳なんですけど」

園長
「大きいね」

この日、親子が、札幌市厚別区内の認可保育施設を訪れた理由は、8月1日から始まった新制度のための面談です。

「こども誰でも通園制度」は、保護者が働いているかどうかにかかわらず、生後6か月から2歳までの子どもを保育園などに預けられる制度です。

料金は、1時間あたり300円。月に最大10時間利用できます。

同年代の子どもとふれあいの時間がほしい。子育てについて保育士に相談したい。

保護者のニーズに応えることが制度の目的です。

みかさんは、4歳と2歳と兄弟のママ。

育児の合間に、自宅でSNSのPRの仕事をしています。

少しでも、自分の休息の時間が欲しいと今回利用を決めました。

利用する場合、事前の面談が必要で、みかさんは子どものアレルギーを園に伝えました。

みかさん(34)
「すごいいい制度で助かります。がちがちに働いていないと(保育園が)利用できないのかなというイメージだったので」

一方で、こんな課題も。

札幌市こども未来局 八幡達輝さん
「なかなか保育士の人手不足で実施が難しいという声もある。試行的事業を通じて、この制度が現場や利用者の声が反映される制度になっていけば」

札幌市では、現在約130組の親子が登録していて、2025年3月までのお試し期間で課題を洗い出すことになります。

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