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JA大樹町で組合員の“定額貯金”口座を無断で解約し、多額の現金を盗んだ罪に問われている仲澤明穂被告の初公判 “ブランドバッグの購入をきっかけに借金するようになり犯行を繰り返す”と検察が指摘

北海道放送 / 2024年8月2日 19時43分

勤務先の北海道大樹町の“JA大樹町”で、組合員の定額貯金口座を無断で解約し、現金を盗んだ罪に問われている女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。

JA大樹町の元職員、仲澤明穂被告28歳は、去年3月から今年2月にかけ、組合員9人の定期貯金口座を無断で解約し、現金3100万円あまりを盗んだ罪に問われています。

2日は、1月と2月に組合員2人の口座から約991万円を盗んだ罪の初公判が開かれ、仲澤被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察は「ブランドバッグを買ったことをきっかけに、消費者金融から借り入れもするようになり、高齢の組合員なら解約に気づかないだろうと考え犯行を繰り返した」と指摘。

一方の弁護側は「控訴事実に争いはない」と延べ初公判は終了しました。

次回は9月13日、残りのおよそ2180万円分について公判が開かれます。

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