他人のクレカ情報を不正利用しホテル16泊分予約 フロントで特典のクオカード約５万円をだまし取り逃亡 韓国人の33歳の男“黙秘”

詐欺容疑でミン ピョンテ容疑者を逮捕した札幌中央警察署

去年８月、札幌市中央区のホテルに16泊分の宿泊予約をしたものの、宿泊せずに特典のクオカード４万8000円相当をだまし取ったとして韓国人の33歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区に住む無職のミン ピョンテ容疑者33歳です。

ミン容疑者は、去年８月22日他人名義のクレジットカード情報を不正利用して、札幌市中央区にあるビジネスホテルに16泊17日の宿泊予約をし、宿泊特典のクオカード17枚（４万8000円相当）をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、男は宿泊予約を取ったその日のうちにホテルに出向き、フロントからクオカードを受け取っていて、実際は宿泊していませんでした。

この翌日に、別のクレジットカードを不正利用されたカードの名義人から「ホテルでクレジットカードが不正利用されている」と警察に通報があり、警察がホテル側から事情を聴くと、今回の事件も発覚。

警察は、ホテルの従業員から話を聴くなど捜査を進めて、逃亡していたミン容疑者を割り出し、約１年が経った６日に逮捕しました。

ミン容疑者は日本語を話せるということですが、取り調べに対し、黙秘しています。

警察はミン容疑者が他人のクレジットカードを入手した手口や、通報があった不正利用との関連など余罪の有無を調べています。