ギアが「P」に入っておらず動き出し海中転落 釣り人の60代男性が車内から自力脱出 居合わせた警察官に救助され軽傷 北海道小樽市

海中転落の状況を確認している小樽警察署

６日夜、北海道小樽市の港から軽乗用車が海に転落し、乗っていた60代の男性が頭を打つけがをしました。命に別条はありません。

事故があったのは小樽市高島１丁目の港で、６日午後７時ごろ、軽乗用車が海に転落し「車ごと海に落ちた、１名脱出し陸に引き上げた」と通報を受けた消防から警察に連絡がありました。

転落した軽乗用車には運転手は乗っておらず、助手席に乗っていた札幌市の60代男性が、自力で車内から脱出しました。

そして、たまたま釣りに来ていた警察官が、男性を岸に引き上げて救助しました。

男性は、頭を打つ軽傷で、命に別条はありません。

警察によりますと、男性は軽乗用車の所有者で知人の36歳の男性と釣りに来ていて、当時、知人男性は、停めた車のトランクから釣り道具を降ろすため、車を降りていました。

その際、ギアがパーキングに入っていなかったため、車は動き出して海中へ転落したということです。

警察は、当時の状況を詳しく調べています。