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北海道最古の祭り“姥神大神宮渡御祭”380年の歴史を誇る祭りは地元にとって1年の中心 今年も暑い北海道のお盆…それぞれの過ごし方

北海道放送 / 2024年8月9日 20時21分

10日からお盆休みという人も多いのではないでしょうか?お祭りに行ったり、水辺で遊んだり…みなさんは、どう過ごしますか?

北海道南部の江差町の姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)。

渡御祭は、380年の歴史を誇り、北海道では最古の祭りとして知られています。9日は祭りの初日、宵宮祭です。

江差町内の各地区では、朝から人形をのせる、山車の飾り付けに追われていました。

豊年山 近江貴文 頭取
「この日のために、みんな頑張っているので、3日間無事に事故なくやりたいと思っています」

13台の華やかな山車は、町内を練り歩き、姥神大神宮を目指します。

岐阜からの観光客
「いいですね。本当は、きょう帰るつもりだけれど、あすの夜も観てから、それから帰ろうと」

祭囃子が聞こえてくると、店で働いていた人もじっとしていられません。

薬局の店員
「観ちゃいました。仕事中でちょっと抜け出して…」

江差の人にとって、1年の中心は、盆でも正月でもなく、毎年8月9日から始まるこの祭りです。

室蘭で暮らす、久末祐樹さんも毎年、祭りにあわせて、ふるさとに帰ってきます。

聖武山 山車進行 久末祐樹さん
「毎年、必ずお盆は帰らなくても、お祭りだけは帰ってきて、生き甲斐ですね」

久末さんは、山車の進む方向を決める、舵の操作を担当します。それぞれの役割を担う仲間が揃うことで、山車が運行できるといいます。

若衆
「長年、先まで受け継いでいきたいですね」

姥神大神宮渡御祭は10日、11日が本祭で山車のほか、神輿も練り歩きます。

一方、札幌の人たちは、お盆休みをどう過ごすのでしょうか?

札幌の50代女性
「弟が帰省するので、家族みんなで遊んで、どこか美味しいものを食べに行ったりする」

札幌の10代の姉弟
「家族で海に行く予定です。お盆休みは混んでいるので、北海道外に行くことはない」

日本生命保険が行った夏休みの過ごし方に関するアンケートによりますと、自宅か、自宅周辺で過ごす人が半数近くを占めました。

また円安の影響からか、海外旅行に行く人は、3.2%に留まっています。

札幌の70代女性
「普通にゆっくり…夫婦だけで過ごします。遠くにはもう暑いし、出かけません…年齢が年齢なんで」

遠出せずにお盆休みを楽しみたい!そんな親子にぴったりのスポットがあります。

金子将也記者
「あいにくの天気ではありますが、こちらでは多くの親子連れで賑わっています」

札幌市中央区の豊平川沿いにあるウォーターガーデン。

滑り台などの遊具が充実していて、しかも無料で楽しめるとあって、9日は正午までに100人以上が訪れていました。

子どもを遊びに連れて来た保護者
「夏休みで行くところもなかったら、ありがたいですよね」

ほかに、こんな穴場のスポットも…。

金子将也記者
「見てください、この広さ!札幌のマチが一望できます」

藻岩山に隣接する旭山記念公園では、噴水のまわりで、子どもたちが水遊びを楽しんでいました。

遊びに来た子ども
「水掛け合いっこしながら遊んで、気持ちいです」「楽しいです」

子どもを遊びに連れて来た保護者
「家にいるとエネルギーを持て余してしまうので、近所にこういう水遊びスポットがあると涼しいし、子どもも(水に)浸かれるのでありがたいです」

札幌でも、真夏の暑さが続きそうな今年のお盆休み。水辺で涼みながら、くつろぐのもお勧めです。

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