【台風７号】最新情報 16日から17日ごろにかけて東日本・北日本に接近するおそれ お盆後半のUターンで混雑する交通機関に影響も

台風７号は、東京・父島の西南西の海上を北上していて、14日夕方から夜にかけて小笠原諸島に最接近する見込みです。

その後も北上を続け、16日から17日ごろにかけて暴風域を伴った強い勢力で東日本や北日本に接近するおそれがあります。

お盆の後半、Uターンラッシュで混雑する交通機関に影響する可能性があります。

■台風７号に関する情報（14日午後０時50分 気象庁発表）

気象庁によりますと、台風第７号は14日午後０時には、父島の西南西約190キロの北緯26度25分、東経140度30分にあって、１時間におよそ10キロの速さで北東へ進んでいます。

中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

また、中心の南東側280キロ以内と北西側165キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の中心は、12時間後の15日午前０時には父島の西北西約170キロの北緯27度50分、東経140度40分を中心とする半径65キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。

中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。

予報円の中心から半径165キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

24時間後の15日午後０時には父島の北北西約320キロの北緯29度40分、東経140度40分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルが予想されます。

予報円の中心から半径200キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

なお、台風の中心が予報円に入る確率は70％です。

今後の台風情報にご注意ください。