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店に入れば、そこは“昭和レトロ”の世界 ダイヤル式電話に白黒テレビ、懐かしいオモチャなどが並ぶ癒しのリサイクル店が人気 一念発起で店を手作りした夫と妻の支え…そして次の世代へ 北海道雨竜町

北海道放送 / 2024年8月16日 20時5分

ある人にとっては懐かしく、ある人にとっては目新しい。「昭和」の時代にタイムスリップできるお店が、北海道空知地方の雨竜町にありました。

ダイヤル式の黒電話に…白黒テレビ。かつての子どもたちが夢中になった、オモチャの数々も―。

雨竜町にあるリサイクルショップ『レトロコミュニティ豆電球』です。

開店中ならぬ“点灯中”の店内に足を踏み入れると、そこには“昭和レトロ”な空間が…。

店を訪れた親子
「昔、こういうオモチャで遊んでたんだなってことを、子どもにわかってもらえるのはすごくいいかなと思いました」

「どういうところが楽しかった?」「仮面ライダーがいっぱいある」

ここでは、誰かが使わなくなったものも、別の誰かにとっては宝物です。

店を訪れた親子
「購入したものは、いま座っているソファーと、ソニー製のラジオ」

「“昭和レトロ”なものが、いろいろあってワクワクする」

店を切り盛りする、宮口夫婦です。2人のもとに常連客が集います。

常連客
「オープンのときから…」「やっぱり癒やしの場所だよね」

この建物、実は中学校の旧校舎でした。

宮口正道さん
「この窓ガラスが学校のものなんです。窓についていた板を外して作って、塗装し直して…」

解体されると知った宮口さんは、長く勤めた会社を退職。建物を守ろうと一念発起し、手作りで、この店を開きました。

宮口由己江さん
「いつかはちゃんとできるって思って応援しました。応援したっていうより、私自身がいつの間にか楽しんでいました」

宮口正道さん
「モノは使い捨ての時代になってきていて、可哀そうなな運命にあっていた」

来年で、開店20周年を迎える『豆電球』。

店自体も、次の世代へ継ぐ時期が近づいていると、宮口さんは感じています。

宮口正道さん
「今こうやって人がどんどん来てくれるようになったんで、これからも来た人に楽しんでもらえる場にしてほしい」

『レトロコミュニティ豆電球』―。あたたかな灯りで、マチと訪れた人の心を、そっと照らし続けます。

昭和ブームにものって、去年はこれまでで最も多い9700人が店を訪れるなど、いまや一大観光スポットにもなっているそうです。

宮口さんは、店を譲る予定だということですが、宮口さんの“思い”もそのまま、受け継いでいけるかという点も、引き継ぐ際のポイントになってきそいです。

宮口さん夫婦は、来年12月末までは、自分たちで経営し、再来年の2026年からは、新しい人にバトンタッチしたいとしていますj。

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