函館新聞の40歳の記者、住宅の窓越しに10代女性の下着姿をスマホで…目撃した人が追いかけて自宅を突き止め、警察に伝えて逮捕「自分の性的欲求を満たす目的で、撮影した」旨の供述

小林容疑者を逮捕、調べをすすめている函館西警察署

16日夜、北海道函館市の住宅の敷地内で、10代の女性の下着姿をスマートフォンで撮影したとして、40歳の新聞記者の男が逮捕されました。

撮影処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、函館市港町に住む函館新聞の記者、小林省悟（しょうご）容疑者40歳です。
小林容疑者は16日午後９時半ごろ、函館市の住宅の敷地内で、下着姿だった10代後半の女性をスマートフォンで撮影した疑いが持たれています。
警察によりますと、小林容疑者は窓越しに犯行に及んだとみられ、その様子を目撃した通行人が「他人の家をのぞいている人がいる」などと通報。
小林容疑者は逃走しましたが、追いかけて自宅を突き止め、駆け付けた警察官に知らせました。
小林容疑者は当初、警察の職務質問に対し、容疑を否認していましたが、その後、認めるなどしたため、翌17日朝、逮捕されました。

小林容疑者と被害女性に面識はなく、スマホには、被害女性の動画が残っていました。
取り調べに対し、小林容疑者は「自分の性的欲求を満たす目的で、撮影した」などの旨の話をして、容疑を認めているということです。
警察は小林容疑者の余罪を含め、引き続き調べをすすめています。
記者の逮捕を受け、函館新聞社の小笠原金哉社長は「報道に携わる職員が逮捕されたことは、誠に遺憾であり、重く受け止めると共に、被害に遭われた方や関係者、読者の皆さまに深くおわび申し上げます。事実関係を確認し、厳正に対処してまいります」とコメントしています。