死亡した３人のうち誰かが火をつけた可能性も視野に捜査 16日発生の３人死亡の住宅火災 北海道室蘭市

火災現場（16日午前　北海道室蘭市）

18日、北海道室蘭市の住宅で親子とみられる３人が死亡した火事で、警察は家族間で何らかのトラブルがあった可能性があるとみて捜査しています。

16日午前５時過ぎ、室蘭市絵鞆町３丁目の渡部清秋さん83歳の住宅が全焼し、焼け跡から男性２人と女性１人が発見され死亡が確認されました。

司法解剖の結果、遺体は高齢の男女と中年男性で、死因は高齢の男性は焼死、高齢の女性は窒息死、中年の男性は一酸化炭素中毒死だったことがわかりました。

警察は、死亡した３人は渡部さんと、80代の妻、50代の息子の３人とみて身元の確認を進めるとともに、３人のうち誰かが火をつけた可能性も視野に、家族間のトラブルの有無など慎重に捜査しています。