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札幌ススキノで暴走41歳の男「意識を失って事故の瞬間のことは覚えていない」体調不良を認識しながら運転か 歩行者など3人に重軽傷を負わせた疑い

北海道放送 / 2024年8月21日 12時20分

過失運転傷害の疑いで41歳の男を書類送検した札幌中央警察署

今年5月、札幌のススキノで、乗用車を暴走させて歩行者をはねるなどして3人にけがをさせたとして、41歳の男が21日、書類送検されました。

過失運転傷害の疑いで書類送検されたのは、函館市に住む41歳の会社員の男です。

男は、5月22日午後7時すぎ、札幌市中央区南8条西4丁目から南9条西4丁目付近で、体調不良を認識しながら運転して意識を失いました。そして歩行者2人を立て続けにはねた後、乗用車に追突し、合わせて3人にけがをさせた疑いが持たれています。

この事故では、はねられた21歳の男性が左足を骨折する重傷を負ったほか、60歳の男性が全身を打撲、追突された車に乗っていた62歳の男性が首の痛みを訴える軽傷を負いました。

事故の後、男は意識がぼんやりした状態で病院に運ばれ入院し、警察は回復を待って男から事情を聴いていました。

警察の調べに対し、41歳の男は「意識を失っていたため事故の瞬間のことは覚えていない」と話し「自分が事故を起こしたことは理解しました」と説明しているということです。

また男は「体調不良に陥って、10分ほど休憩をとったところ、回復したと思いこんで運転を再開してしまった。運転を再開すべきではなかった」という趣旨の供述をしているということです。

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