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「選挙の顔」を誰にするか 自民党総裁選後の“衆院選へ走る”北海道内の国会議員の動き活発に

北海道放送 / 2024年8月26日 21時23分

派閥の裏金づくりの全容が解明されない中で、活発になってきた自民党総裁選。その先に予想される解散総選挙を睨んで北海道内議員たちの動きも慌ただしくなっています。

岸田総理の不出馬表明で一気に熱を帯びてきた自民党総裁選。

小林前経済安保担当大臣、石破元幹事長に続き26日、河野デジタル大臣も名乗りを上げました。

「疑似政権交代」で来月、党の顔を新しくすると、間を置かず予想されるのが衆議院の解散総選挙です。
誰が党の顔になれば、自分の選挙を有利に戦えるのか。北海道内の国会議員の動きも活発になっています。

3年前の衆院選ではおよそ700票差の激戦となった札幌市手稲区や小樽市などが選挙区の北海道4区です。

前回、薄氷の勝利だった自民党の中村裕之議員は、支援者をこまめにまわり危機感をにじませます。


党内唯一の派閥=「麻生派」所属の中村議員。総裁選には、麻生派の河野デジタル大臣が出馬しますが…

自民党 中村裕之衆院議員
「私の政治スタンスで言うと、高市さんが総理にふさわしい。それだけの実績も経験も知識もある方だと思っている。」

一方、比例代表で復活当選を果たした立憲民主党の大築紅葉議員も26日、小樽市内の沿道で市民に手を降り、アピールしました。

立憲民主党も来月、代表戦を予定していて現状は泉代表と枝野前代表が立候補を表明するなど、政権交代に向けて臨戦態勢です。

立憲民主党 大築紅葉衆院議員
「いつ何があってもあす後悔しないようにと、一人でも多くの方の声を拾って議会に届ける活動をしてきたつもり。それをきょうもあすも、あさっても続けていくのみと思っている」

一方、岸田総理の総裁選不出馬にショックを隠せない議員もいます。旧岸田派=自民党の渡辺孝一議員です。
先月、総理のラピダス視察の際に傍らに寄り添っていた姿は記憶に新しいところです。

自民党 渡辺孝一衆院議員
「(岸田総理の総裁選不出馬は)ショックでした。戦う気でいたのでね。その準備もしていたし、会ったら本人に文句言います」

渡辺議員は、過去4回の衆院選で選挙区を公明党候補に譲ることを前提に、比例代表で上位に優遇されバッジを手にしていました。これは異例の措置で岸田総理という後ろ盾を失った渡辺議員の今回の処遇に注目が集まります。

自民党 渡辺孝一衆院議員
「自分の思いや選挙区の状況をきちんと話したうえで、党本部がどんな判断をするか。それに関しては党人として、しっかり従う気持ちはある」

このほか比例代表北海道ブロックには、これまでに自民党現職の伊東良孝氏、公明党現職の佐藤英道氏、共産党元職の畠山和也氏、国民民主党新人の小西穣氏、社民党新人の鳴海一芳氏が立候補の意向を示しています。

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