北海道新幹線札幌延伸に伴う在来線廃止後のバス転換について北海道と自治体が協議 バス会社「車両の確保すら難しい」懸念を伝える

北海道新幹線の札幌延伸に伴い廃止される並行在来線のバス転換を巡り、自治体やバス会社が今後の方針を協議しました。

28日の会議では、ＪＲ函館線長万部・小樽間の並行在来線を廃止したあとのバス転換について協議が行われました。

北海道や沿線の自治体に加えバス会社３社が初めて参加し、運転手不足などの懸念を伝えました。

北海道中央バス 田下義則バス事業部長
「ご存じのとおりバス事業はいま現在非常に深刻な状況です。現在の生活路線の維持、人手と車両の確保すら難しい」

また、北海道新幹線の札幌延伸が延期になったことを受け、一部の自治体からは議論の見直しを求める声もあがりました。