「過去に万引きした人が来店」焼酎１本を購入、もう１本は隠して…マークしていたコンビニ店員気づき、逮捕の52歳の自称・アルバイト「何も買わないと、怪しまれると思った。自分で飲むため。節約のため」

窃盗事件として捜査している函館西警察署

29日午後、北海道函館市のコンビニエンスストアで、焼酎を盗んだとして、52歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所と職業自称、函館市東雲町に住む52歳のアルバイトの男です。
この男は29日午後０時40分ごろ、函館市若松町のコンビニエンスストアで、焼酎１本（販売価格236円）を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は以前、現場の店舗で窃盗の疑いがあり、マークされていました。
この日、来店に気づいた店員が警戒中、焼酎を１本購入しましたが、もう１本を隠し持ち、そのまま店外に出たため、店員が声をかけて「過去に万引きした人が来店」と通報。
警察官が駆け付け、防犯カメラの映像を確認するなどした上で、同日、男を逮捕しました。

取り調べに対し、52歳のアルバイトの男は「何も買わないと、怪しまれると思った。自分で飲むため。節約のため」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は男の余罪を含め、引き続き調べをすすめています。