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【台風情報】台風10号 九州を横断し四国へゆっくり進み…西・東日本で線状降水帯発生おそれも 1日午前“熱帯低気圧”に変わる予想も大雨災害には厳重警戒

北海道放送 / 2024年8月30日 13時36分

気象庁によりますと、台風第10号は、国東市の北東約30キロを1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。

台風第10号は、20日正午には、国東市の北東約30キロの北緯33度40分、東経131度55分にあって、1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。

中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は、1日午前には熱帯低気圧に変わる見込みです。

なお台風本体の発達した雨雲などの影響で、西日本から東日本の広い範囲で、台風から離れた場所でも記録的な大雨が続いていて、気象庁は土砂災害や、低い土地の浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけています。

台風の動きが遅いため、西日本や東日本では総雨量が多くなるところがある見込みです。

さらに、西日本と東日本では、31日にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

30日午後0時45分発表の実況・進路予想は以下の通りです。

■台風の進路

《30日正午の実況》
存在地域 国東市の北東約30km
中心位置 北緯33度40分、東経131度55分
進行方向 北東へ15km/h
中心気圧 994hPa
最大風速 20m/s
最大瞬間風速 30m/s
15m/s以上の強風域 全域390km

《30日午後1時の推定》
存在地域 柳井市付近
中心位置 北緯33度50分、東経132度00分
進行方向 北東へ15km/h
中心気圧 994hPa
最大風速 20m/s
最大瞬間風速 30m/s
15m/s以上の強風域 東側390km

《31日午前0時の予報》
存在地域 高知市付近
予報円の中心 北緯33度30分、東経133度40分
進行方向 東へ15km/h
中心気圧 996hPa
最大風速 18m/s
最大瞬間風速 25m/s
予報円の半径 65km

《31日正午の予報》
存在地域 田辺市の西約40km
予報円の中心 北緯33度40分、東経135度00分
進行方向 東へ10km/h
中心気圧 996hPa
最大風速 18m/s
最大瞬間風速 25m/s
予報円の半径 95km

《1日午前9時の予報》※熱帯低気圧
存在地域 天理市付近
予報円の中心 北緯34度35分、東経136度00分
進行方向 北東へゆっくり
中心気圧 998hPa
予報円の半径 210km

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