教え子とみられる10代の女性に２回にわたり、いかがわしい行為をした疑いで56歳の中学教諭の男を逮捕 被害に遭った女性と父親が警察に被害を申告し発覚

北海道青少年健全育成条例違反の容疑で、56歳の中学教諭の男を逮捕した手稲警察署

８月、札幌市南区のホテルで、10代の女性に対し、２回にわたって、いかがわしい行為をしたとして、56歳の中学教諭の男が逮捕されました。

被害に遭った10代の女性は、逮捕された男の教え子とみられています。

今月４日、北海道青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市手稲区に住む56歳の男で、札幌市内の中学校に勤務する教諭です。

この男は、８月２日と７日の２回にわたり、札幌市南区のホテルで、教え子とみられる10代の女性に対し、いかがわしい行為をした疑いが持たれています。

警察によりますと、事件から約２週間後の８月18日に、被害者の女性と父親が警察署に訪れ、被害を申告したことで事件が発覚しました。

その後、警察が、防犯カメラの映像などを調べ、捜査を進めた結果、男の容疑が固まったとして、今月４日、56歳の中学教諭の男を逮捕しました。

男は、警察の調べに対して「間違いない」と、容疑を認めているとのことです。警察は、男の動機や当時の状況、余罪などについて、さらに詳しく調べています。

また、札幌市教育委員会の山根直樹教育長は「子どもたちの教育に携わる学校職員が、北海道青少年健全育成条例違反（淫行等の禁止）により逮捕されたことは、遺憾であり重く受け止めております」、「今後、速やかに事実関係を確認のうえ、厳正に対処してまいります」といったコメントを発表しています。