空き家を狙った“高齢窃盗団”３人のうち88歳と71歳の男２人は起訴内容認める、検察「足が不自由なため、車で犯行現場まで送迎した」と指摘

札幌市や江別市の空き家で金品が盗まれ、高齢の男３人が逮捕・起訴された事件で、88歳と71歳の男２人の初公判が開かれ、88歳の男は起訴内容を認めました。

札幌市北区の無職海野秀男被告88歳と白石区の無職松田秀美被告71歳は５月、江別市の空き家に侵入しウイスキーを盗んだ罪などに問われています。

10日に開かれた初公判で海野被告は起訴内容を認め、松田被告は「盗みをする目的で車の運転はしたが、侵入と盗みはしていません」と窃盗の実行犯であることは否認しました。

検察は「足が不自由な海野被告のために松田被告が車で犯行現場まで送迎し、海野被告が実行役として窃盗を行った」と指摘しました。

次回の公判は来月３日に開かれます。