箱わなにかかったメスのクマ１頭を駆除 ７月ごろから目撃されていた３頭の親子の母グマか 近くに子グマがいる可能性もあり注意呼びかけ 札幌市西区

札幌市は12日朝、西区で箱わなにかかったメスのクマ１頭を駆除しました。
近くに子グマがいる可能性もあり、引き続き注意を呼びかけています。

駆除されたのは、体長約１メートル40センチ、体重約110キロ14歳～15歳ほどのメスのクマ１頭です。

札幌市によりますと、12日朝、西区小別沢に設置していた箱わなにクマがかかっているのが見つかり、午前９時過ぎ、猟友会のハンターが駆除しました。

札幌市西区では、７月ごろから山の手や三角山から盤渓につながる自然歩道などで、親子３頭のクマが目撃されていて、今回駆除されたクマは外見の特徴から、この母グマとみられています。

札幌市は、子グマ２頭が近くにいる可能性もあるとして、注意を呼びかけています。