カッターナイフ突きつけて「お金をください」と脅すも、防犯ベルで逃走…約３時間後に付近で発見、逮捕の43歳男「関係ない人を巻き込んで悪いことをしました」 北海道帯広市

現場のコンビニエンスストア（13日午前、帯広市）

13日早朝、北海道帯広市のコンビニエンスストアで、女性店員をカッターナイフで脅し、現金を奪おうとしたなどとして、43歳の男が逮捕されました。

強盗未遂などの疑いで逮捕されたのは、帯広市西13条南40丁目の自称作業員、中村耕人（なかむら・やすと）容疑者43歳です。

中村容疑者は13日午前５時すぎ、帯広市西１条南12丁目のコンビニエンスストアに侵入し、女性店員２人にカッターナイフを突き付け、現金を奪おうとした疑いが持たれています。

店員にけがはありません。

警察によりますと、中村容疑者は「お金をください」などと言って脅していましたが、店員らが防犯ベルを鳴らすと、何も奪わずに逃走。

行方を追った警察官が約３時間後、近くの路上で特徴の似た中村容疑者を発見して裏づけをすすめ、13日午後６時半ごろ逮捕しました。

警察によりますと、中村容疑者が突きつけたカッターナイフは店の商品だったということです。

警察の取り調べに対し、中村容疑者は「関係ない人を巻き込んで悪いことをしました」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。