“無職”や金銭問題などで口論、同居の80代の母親を投げ飛ばす…母親は胸の骨を折る大けが、兄の救急通報から逮捕の54歳「けがをさせたことは、間違いありません」 札幌市厚別区

傷害事件として捜査している札幌厚別警察署

13日夜、札幌市厚別区の住宅で、80代の母親を投げ飛ばすなどし、胸の骨を折るなど大けがをさせたとして、54歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市厚別区厚別東に住む54歳の無職の男です。
この男は13日午後７時ごろ、自宅で、同居している80代の母親を投げ飛ばすなどし、胸の骨を折るなどの大けがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと、男は無職のことや金銭問題などで母親と口論になると、カッとなり、犯行に及んだとみられています。
現場に居合わせた男の兄が119番に通報、事件性があるとみた救急隊から連絡を受け、駆け付けた警察官が裏づけをすすめ、14日早朝、男を逮捕しました。
取り調べに対し、54歳の無職の男は「けがをさせたことは、間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
この親子をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。