1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

札幌屈指のスーパー激戦区で生き残りをかけた戦略 高齢者や単身者をターゲットにネット注文の“宅配サブスク”を開始 11月には話題のスーパーも進出でさらなる競争激化へ

北海道放送 / 2024年9月19日 19時11分

札幌屈指のスーパー激戦区で、新たな販路拡大に乗り出したお店があります。生き残りをかけたその戦略とは?

札幌市北区の北海市場屯田店。18日から新たに始めたのが「ネット宅配」です。

北海市場屯田店 斉藤亮彦店長
「(サービスについて)」】

利用者は、ひと月550円の会費を払い、スマートフォンの専用アプリかパソコンで注文するだけで、生鮮食品や冷凍食品など約1万点の商品が、店舗とほぼ同じ価格で自宅に届きます。

配達地域は、札幌市北区と石狩市の一部が対象で、注文者は、家に居なくても商品を受け取ることができます。

荒木颯太記者
「何やら庭に謎の大きな箱があります。鍵もついています」

商品は、無料で貸し出される鍵つきの宅配ロッカーに届くか、玄関フードへの置き配も可能です。

初日の18日は約30件の注文があったということです。

サービスの利用者
「品物もいいし、豊富だし、宅配になったと聞いて、すぐ申し込みました」

60代女性
「免許返納したら使いたい」

サービス導入のきっかけは、周辺地域に高齢者や共働き世帯が多いことに加え、隣接するイトーヨーカドー屯田店の閉店が関係しています。

北海市場屯田店 斉藤亮彦店長
「隣のイトーヨーカドーの閉店に伴い、今までイトーヨーカドーのネット宅配を利用していたお客様、また当店を利用していたお客様から、ネット宅配を始めてほしいという声があり、始めることにした」

スーパー激戦区の札幌市北区周辺。北海市場屯田店の半径2キロ以内には、約10店舗のスーパーが点在しています。

さらに11月には、低価格を売りに全国で勢いを伸ばすスーパー“ロピア”が、イトーヨーカドーの跡地に進出する予定で、他社との差別化を図る狙いもあります。

北海市場屯田店 斉藤亮彦店長
「ロピアでは宅配やっていない。その部分での差別化という部分はある」

さらなる競争の激化が予想される中で、いかにして生き残っていくのか。北海市場は今後、ニーズに合わせて、商品の種類や配達地域を拡大していく予定です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください