空き家が全焼した火災は放火 21歳女が家族に連れられて警察に出頭⇒裏付け捜査で容疑固まり逮捕「間違いありません」札幌市北区

火災現場（４日午前　札幌市北区）

４日早朝、札幌市北区で、空き家に火をつけて全焼させたとして、21歳の女が逮捕されました。

非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区新琴似５条12丁目の無職、山際愛桜容疑者21歳です。

山際容疑者は、４日午前４時頃から午前５時過ぎまでの間に、自宅近くの空き家に火をつけた疑いが持たれています。

警察と消防によりますと、４日午前５時20分ごろ、近所の人から「空き家の１階の窓から火炎が出ている」と消防に通報があり、火はおよそ４時間後に消し止められましたが、木造２階建ての空き家が全焼しました。

隣の住宅にも延焼し、壁の一部を焦がすなどの被害が出ました。

この火災によるけが人はいません。

山際容疑者は４日、家族に連れられて警察署に出頭し、警察は裏づけ捜査を進め、容疑が固まったとして、４日夜山際容疑者を逮捕しました。

取り調べに対し、山際容疑者は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。

警察は、山際容疑者が動機などを詳しく調べています。