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公示前夜“混迷”の北海道2区 裏金問題と逆風の選挙戦 7期目を目指すベテラン松木氏に、議員21日間の前職髙橋氏、新人の宮内氏と山崎氏が立候補予定

北海道放送 / 2024年10月14日 19時16分

いよいよ、15日衆議院選挙が公示されます。前回の、農水大臣の汚職で揺れた北海道2区。今回は、自民党の裏金問題が影を落とす中での戦いになりそうです。

いつもの店、いつもの「しょう油キムチラーメン」で心を整えます。立憲民主党の前職、松木謙公氏65歳です。

松木謙公氏(65)
「東京から帰ってきて時間があれば食べる、おいしいねえ」

7期目を目指す松木氏、秘書から数えると永田町での生活は46年になりました。

松木謙公氏
「いろんな経験させてもらったね…日航機(墜落事故)の123便の話があったしょ、官邸に第一報が入ったときに、それをとったのが(官房長官の秘書だった)僕と平沢勝栄氏なんだよ」

街宣中に立ち寄ったペットショップでは、穏やかなエネルギーが魅力のメダカを選挙戦の相棒に決め、自民党への批判を強めます。

松木謙公氏
「政治資金は無税、税金がかからないそれを(自民党は)忘れている。安倍派がずっと力あったから、そのくらい、いいかって話でしょ、それが長期政権のおごり、高ぶりなんですよ」

高橋祐介氏(44)
「ぼくも全然慣れてないんですけど…」

自民党の前職・高橋祐介氏44歳。原田與作・札幌市長の孫で裏金事件による堀井学氏の議員辞職で先月、繰り上げ当選しました。

衆院本会議(1日)
「第437番北海道選挙区選出議員、高橋祐介君」

21日間の議員経験で「新人」から「前衆議院議員」になりました。

有権者
「頭下がる人だから、未来の総理大臣」

高橋祐介氏
「まずはスタートラインに立つところから」

東区のマスコット「タッピー」を横目に党への逆風の中、決意は、あえて「新人」のまま清新さを訴えます。

高橋祐介氏
「わが党がこういう状況ですから、だからもっと自民党を内側から変えていけるように、私みたいな『新人』がもっと全国から押し上げてもらって自民党を新しい世代が刷新できるように」

札幌市北区の一部と東区が選挙区の北海道2区。

これは、野党共闘が成立した前回衆院選の比例票をイメージとして単純に積み上げたものです。

野党共闘の行方は、選挙戦を大きく左右しますが、今回、日本共産党は新人・宮内史織氏32歳の立候補を予定しています。

宮内史織氏(32)
「若い人が政治に期待できるような政策を共産党は打って戦いますので、暮らしをよくしたいとか、学費の問題何とかしたいとか、願いをかなえる政治にしたい」

日本維新の会の新人山﨑泉氏51歳です。

山崎泉氏(51)
「選挙の時だけやってもパフォーマンスなので、毎日やり切る」

かつて、秘書として仕えた鈴木宗男氏の離党や兵庫県知事のパワハラ疑惑など党の逆風の中での選挙戦になります。12日には、共同代表の吉村洋文・大阪府知事も応援に駆けつけました。

山崎泉氏
「政治改革と同時に、教育の無償化。国策としてしっかりやっていきたい」

類を見ないスピード選挙。それぞれの逆風を受けながら15日、戦いの火ぶたが切られます。

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