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北海道厚真町の養鶏場で約120羽の鶏が死んでいるのが見つかる 高病原性鳥インフルエンザA型の陽性と確認 飼育中の約1万9千羽を殺処分すると決定 養鶏場での感染は今シーズン全国初

北海道放送 / 2024年10月17日 19時2分

北海道胆振の厚真町の養鶏場で、10月16日、鶏が死んでいるのが見つかり、高病原性の鳥インフルエンザの陽性と確認されました。今シーズン、養鶏場での感染は全国で初めてです。

菊地正智カメラマン
「北海道厚真町の養鶏場の上空です。これから鶏の殺処分作業が始まります」

道によりますと、10月16日に厚真町の養鶏場で飼育していた鶏 約120羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザA型の「陽性」と確認されました。

この養鶏場では、約1万9,000羽の鶏を「食肉用」として飼育しています。北海道は、すべて殺処分することにしていて、午後2時の時点で2割強の鶏を処分しました。

21日までに養鶏場の消毒などの措置を終える方針です。養鶏場での発生は今シーズン、全国で初めてです。

鈴木直道知事
「発生農場を中心とした迅速な防疫措置に全力を挙げていただきたいと思います。これ以上のまん延の防止に向けて、万全の態勢を整えていただくようお願いする」

道は国に対し、防疫措置への財政支援や国民への正確な情報提供を要請しています。

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