事故発生から20時間以上…ひき逃げ事件の容疑者を逮捕 73歳無職の男「すべて私が悪いと思っています」防犯カメラの映像などで割り出し 札幌市白石区

10月24日未明、北海道札幌市白石区の路上で、26歳の男性が重傷を負ったひき逃げ事件で、73歳の男が逮捕されました。

交差点をゆっくりと右折していく黒っぽい車。

10月24日午前２時37分の、事件現場近くの防犯カメラの映像です。

男性をはねた直後の様子とみられます。

その後も走り続ける様子が、別の防犯カメラに写っていました。

10月24日午前２時半ごろ、札幌市白石区本郷通７丁目北の市道で、帰宅途中の26歳の男性が乗用車にはねられ、ろっ骨を折る大けがをしました。

車はそのまま走り去りました。

現場は地下鉄東西線の南郷７丁目の駅から約400メートル離れた場所です。

カメラには、男性をはねたとみられる車が北西の方向に走っていく様子が映っていました。

そして事件から20時間あまり、ひき逃げなどの疑いで札幌市豊平区の無職、藤田健次容疑者（73）が逮捕されました。

警察は付近の防犯カメラや目撃情報などから藤田容疑者を割り出したということです。

調べに対し藤田容疑者は、「すべて私が悪いと思っています」と話し、容疑を認めているということです。