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冬タイヤ交換のコツ…自分で作業する際の注意点 トルクレンチを使って対角線上に締めすぎず 北海道ではタイヤが外れる事故多発

北海道放送 / 2024年11月7日 18時26分

店でのタイヤ交換が混み合って予約が取れない!となった場合、自分で交換するのもひとつの手ですが、注意も必要です。

JAF 札幌支部 髙橋純さん
「(タイヤを)交換する前の事前準備が大切になってくるかと思います」

JAF=日本自動車連盟の髙橋さんは、正しい方法でタイヤを交換しないと、思わぬ時にタイヤが外れることにつながるといいます。

5日、北海道恵庭市で起きた事故では、走行中の軽乗用車から外れたタイヤがそのまま信用金庫の入口に突っ込みました。

幸いけが人はいませんでした。

同じ日に、北海道千歳市では乗用車からタイヤが外れ、そのタイヤが別の車を直撃しました。

運転手はタイヤが外れる直前、「カタカタと音がした」と話していたということです。

また、6日も北海道名寄市で軽乗用車のタイヤが外れる事故がありました。3件の事故はいずれも自分たちで冬タイヤに交換していたといいます。

タイヤを交換するときに気をつけることは?

JAF 札幌支部 髙橋純さん
「ナットを締めすぎないのがポイント。仮締め、本締め、そして最後にトルクレンチを使用して行うことが間違いないかなと思います」

ズバリ、ポイントは車体とホイールを繋ぐ「ナット」の締め方です。「レンチ」という工具を使い、ナットを締めますが…

JAF 札幌支部 髙橋純さん
「2回~3回に分けて(ナットを)対角線上に締めていく」

こうすると、ナットを均等にしっかり締めることができ、タイヤが浮いた状態になりません。ただし…

JAF 札幌支部 髙橋純さん
「(レンチの)レバーの上に乗ってグッグッと締める人がいるが、締めすぎになるのでやめてほしい」

締めすぎるとナットを通すボルトが折れ、タイヤが外れる原因になります。

JAF 札幌支部 髙橋純さん
「(車には)規定の締めつける力があって、その力で完全に締め込むことができる「トルクレンチ」というものになる」

最後に「トルクレンチ」を使い、車ごとに決まっている適正な力でナットが絞められているか確認するのが大事です。

さらに、交換を終えた後にもポイントがあります。

JAF 札幌支部 髙橋純さん
「50キロから100キロ走ったあとに、ナットの緩みがないか再度確認するのがいい」

事故を起こさない、巻き込まないために、正しいタイヤ交換を心がけましょう。

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