大雨の影響で運転を見合わせていたＪＲ花咲線 運転再開後に倒木と普通列車が衝突し車両の一部が破損 乗客と乗務員５人にけがなし 北海道根室市

昆布盛～落石駅間で、倒木と衝突したＪＲ花咲線の普通列車（写真提供:JR北海道）

27日午後、北海道東部の根室市でＪＲ花咲線の列車が、倒木と衝突して、車両の一部が破損しました。

この影響でＪＲ花咲線は、根室駅と厚岸駅の区間で、上下線とも27日は終日運転見合わせとなっています。

27日午後４時半ごろ、ＪＲ花咲線の根室発、釧路行きの普通列車が、昆布盛駅と落石駅の間で、倒れていた木と衝突しました。

倒木と衝突した列車は、車両の一部が破損しましたが、乗っていた乗客、乗務員あわせて５人に、けがはありませんでした。

乗客４人は、代替えのタクシーで釧路駅方向へ移動したということです。

この影響で、ＪＲ花咲線の普通列車は、２７日に６本、２８日に１本が運休となりました。

ＪＲ北海道によりますと、花咲線は大雨の影響で午前１１時ごろから運転を見合わせており、運転を再開した１本目の列車が、倒木と衝突したとのことです。

この影響でＪＲ花咲線は27日、根室駅と厚岸駅の区間で上下線とも運転を見合わせ、４本が全区間で運休、２本が部分運休となりました。

また28日も、午前５時31分の根室発、釧路行きの普通列車が、全区間運休となることが決まっています。

ＪＲ北海道は、倒木を現場から取り除き、衝突した列車の移動が終わり次第、運転を再開する予定です。