女満別空港で除雪訓練「通常運航を崩さない」除雪車14台が隊列を組み、滑走路の安全守る…2023年度利用者は約77万人

冬の観光シーズンを前にオホーツクの女満別空港では滑走路の除雪の技術を磨く訓練が行われました。

女満別空港での訓練は本格的な積雪に備え空港を運営する北海道エアポートと除雪を担当する業者が行ったものです。

空港に配備されている「スノースイーパ」と呼ばれる除雪車など、14台の車両が隊列を組んで2500メートルの滑走路を往復し、作業や操作の手順を確認しました。

また、雪にはまって動けなくなった空港車両をけん引する訓練も行われました。

除雪を行う「そうけん」東城英仁 部長
「まず（滑走路の）舗装が出るように、滑らないようにすることを心がけて除雪しています」

2023年度の女満別空港の利用者は約77万人で、毎年、冬の流氷シーズンに観光客が増えることから、除雪業者は「雪害でない限り、通常運航を崩さないことを目標にする」と話しています。