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「母親のおむつ代の滞納を巡り姉とトラブルに…」初公判で検察側指摘 殺人などの罪に問われている男(55)の裁判員裁判 札幌地裁

北海道放送 / 2024年12月4日 13時26分

今年1月、北海道岩見沢市と余市町で2人が死傷した事件で、殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判が札幌地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

札幌市西区の無職、高橋元被告(55)は、1月、余市町のアパートで姉の佳世子さん(当時63)を包丁で刺して殺害。

同じ日、岩見沢市で高橋被告の妻の弟を包丁で殺害しようとした殺人や殺人未遂などの罪に問われています。

札幌地裁で開かれた4日の裁判員裁判で高橋被告は、裁判長の「起訴内容に間違いありませんか」との問いかけに「大丈夫だと思います」と起訴内容を認めました。

検察側は「施設に入った母親のおむつ代の滞納を巡り姉とトラブルになり、殺害を決意した」と指摘しました。

弁護側は公訴事実は争わず、犯行は被告の統合失調症の影響があるとして情状酌量を求めています。

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